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ハラスメントの芽に注意

2021年1月20日/カテゴリ: ブログ /作成者: uriwu23E

こんにちは、ちいさな会社のメンタル面を丁寧にサポートすることが大好きな、ソルラシックのよしだです。

2020年よりハラスメント防止法(パワハラ防止法)ができて、ハラスメント対策の研修も少しずつ増えてきています。

2019年から弊社でもハラスメント対策のサポート事業を開始していますが、最近改めてハラスメントとメンタルヘルスの関連性は高いと感じています。

 

聴いていると、もっと早いうちに手を打っておけばよかったのにと思うことが多いので、人事の担当者の皆さんにもできそうなことについて一緒に考えてみたいと思います。

もくじ

  • ハラスメントを長年受け続けた結果としてメンタル不調になることも
  • ハラスメントの芽に気づく
  • ハラスメントを芽のうちに摘む

ハラスメントを長年受け続けた結果としてメンタル不調になることも

なぜ関連性が高いと思うかと言うと、お仕事をされていながらメンタル不調に悩んでいる方とカウンセリングをしていると「それはハラスメントでは(と言うか、ハラスメント…)」と気づくことがちょくちょくあるのです。

 

例えば、

上司が特定の人に挨拶しないとか

必要な仕事の指導をせずにミスだけを叱責する状況が何カ月も続いている

気に入らない人のことを上司がチームメンバーに影で悪口を言ってそれを聴いたメンバーも忖度してしまいその方とのコミュニケーションをとる人がいない

必要な書類や情報を渡さない

自分だけ大変なシフトに入れられる、

などなどです。

 

ハラスメント事案が発生してヒアリングをする時に、いつ・誰が・誰に・どこで・どのように・なにをしていたかなどを確認するのが大原則なのですが、これが結構大変です。

まず「いつ」という時期の確認ですが、たくさんありすぎます。

始まりは3年前…とか10年前…なんていうのもあったりして、

「ひょえ~~~!このヒアリングは何年分になるのかしら!?」

と思うこともあります。

(そういう場合は、整理をしながらヒアリングをしていきますが、これはまた別の時に)

皆さんも、経験ありません?

 

ハラスメントをこれだけ長期的に受けていれば、メンタルも病気になりますよね。ならない方がおかしいくらいです。

 

ただ、全般的に聴いていて共通しているのは、ハラスメント行為の始まりはちょっとしたところからで、徐々にエスカレートしていることが多いのではという点です。

 

ハラスメント行為者も、最初はまだ自分を抑制しようとしていたり周囲の目を気にするだけのゆとりがあるのですが、だんだんとそれができなくなっていくようです。

被害者も周囲の人も、どの段階で「ハラスメントだ」と思えばいいのか、どのタイミングで相談すればいいのかが分かりにくかったのだろうと思うことがあります。

我慢するうちにダメージが増えすぎてメンタルダウンにつながってしまうというケースは、人事担当としては絶対に防ぎたいところですよね。

 

そのためにできることを考えてみました。

初期に大事なのは「ハラスメントの芽に気づく」「芽のうちに摘む」の2点かと思います。根本的な解決ができれば一番いいのですが、今回は「初期にすぐできること」に焦点を絞って考えていきますね。

ハラスメントの芽に気づく

まず、社内でこんなことに気づいたら観察を続けてみましょう。

・ん?ちょっと口調が強くない?

・うわ、ちょっと態度が冷たくない?

・それ、厳しすぎでは?

・あれれ、馬鹿にしすぎじゃない?

・ちょっと意地悪に見えるけど・・・

 

これはご自身の感覚で大丈夫です。できれば少し神経質なくらいでアンテナを張ってOK。

パワハラの6類型に該当するかどうかという目で判断するのもいいし、実際に事がはっきりと起きていたらそれをしやすいのですが、初期の段階ではっきりと分かることは少ないようです。

 

なぜなら、少し強めかな~と思っていた口調が放っておくと怒鳴り声になっていたり、たまに無視してるような気がすると気にしていたのがいつの間にか無視が当たり前になっていたりするからです。(ヒアリングすると、こういうのも多くないですか?)

 

ハラスメント事案にしたくなかったら、やはり早めに気づくことからですね。

 

観察を続けてみて、こんな場合は問題なしです。

・気のせい・勘違いだった。

・一過性で、その時だけで終わった。

 

経過観察すべきは1週間経っても続いている場合です。

もう1週間、様子を見ましょう。

合計2週間観察しても変化がない場合は、アクションを起こしてみませんか。

周囲が気づくレベルと言うのは、それより前から既に始まっていた可能性があります。

たまたまイライラする時期が続くことはあっても、それが2週間以上も公の場で行動に出てしまうほどの場合は、やはり普通を少し超えていると考えられます。

 

ハラスメント行為者と面談をしていると、最初からハラスメントをしたいと考えている人はいません(いるのかもしれませんが、まだ会ったことがありません)。最初は相手のことを思ってのことだったり、仕事に対する自分の強い思いが高じ過ぎてハラスメント行為に至っているケースがほとんどです。つまり、自分で自分のコントロールがきかない状況になっていることが多いのです。

 

そこを取り戻す手伝いができると、ハラスメント行為者を助けることもできるし被害者やメンタル不調者を出さずに済むことにつながるとは思いませんか?

ハラスメントを芽のうちに摘む

ということで、早速お手伝いをしていきましょう!

と言ってもやることは「声掛け」だけです。

目的は「声をかけられることによって、外部からの目線を取り戻し、自分を客観的に観られるようになる機会をつくる」です。

声掛けのタイミングは、気になるシーンを目撃したらなるべくすぐにしましょう。でないとお互いに記憶が薄れたり、時間が経つうちに話す気がなくなったり、タイミングを逃したと感じてしまうためです。

声掛けの場所は、人がいないところ、またはなるべく少ないところが理想です。

もしかしたらこちらの勘違いかもしれないし、人目がない方が安心して話しやすいため、できるだけ配慮しましょう。

 

「●●さん、最近なんか見てて気になりますよ~。ちょっと厳しめに見えるけど、何かありました~?」

「なんだか手を焼いてることがありそうに見えますよ。お手伝いしたいし、ちょっと話し聴かせてもらえませんか?」

 

既にこれまでの関係から、この人はストイックになってしまいがちだとか、思いが強すぎて強い言動をしがちということがお互いのなかで共有されているような関係の場合は、もっとストレートでもいいかもしれません。

「●●さん、いつもの癖がでちゃってるかも。一度落ち着きましょ」とか、「まぁまぁ、気持ちはわかるので、一度私に吐き出してもらって、いい方法を考えましょ」「せっかく一生懸命やってるのに、ハラスメント問題になっちゃったら勿体ないですよ。一度立て直していきましょう」などでしょうか。

 

また、声をかけてみて“何でもない”と言われたら、一度はすぐに引き下がってOKです。

なぜなら、自制心を取り戻してもらうことが目的だからです。そして観察を続けていきましょう。

「そうでしたか。それは勘違いをして、失礼しました!何かあったら、お声をかけてくださいね!」で終わりにしましょう。

 

本当に何かある場合は、観察を続けるとまた気になるシーンが出てくるはずです。最初のうちは自制心を取り戻せていても、また自制がきかなくなるようなことがあれば、同じように声掛けをしていきましょう。その都度、みなさんのサポートで自制できればそれでOKです。

 

声を掛けたときに、「実は□□さんが何度言ってもきかなくて困ってる。段々と腹が立ってきてキツイ態度をとってしまう」などの相談があれば、ぜひ一緒に解決策を考えてさしあげてください。

これもまた人事担当者の力を存分に発揮するところですね!

 

というわけで、今回はハラスメントの兆候に気づいたら、早めのサポートで予防しようというお話でした。

 

ご意見やご感想などがありましたら、ぜひお寄せください。

⇒ ご意見やご感想はこちらのメールへお送りください。

※文字をクリックするとメールフォームが開きます。

 

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タグ: ハラスメント, メンタルサポート, メンタルヘルスケア, 人事担当者の役割
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