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ハラスメント対策「上司と部下のコミュニケーションを増やす」

2021年1月27日/カテゴリ: ブログ /作成者: uriwu23E

こんにちは、ちいさな会社のメンタル面を丁寧にサポートすることが大好きな、ソルラシックのよしだです。

厚労省の調査データによると、パワハラに関する相談がある職場を調査したところ、その特徴で一番多かったのが「上司と部下のコミュニケーションが少ない」という点でした。

これを受けて素直に対策を取るとすれば「上司と部下のコミュニケーションを増やす」ということになるかと思います。

 

今回は、その点について一緒に考えてみたいと思います。

先にお伝えしますが、「コレをやれば一発解決!」という解答はありません・・・

会社にはそれぞれ個性があるので、当然ながら解決するための具体策は異なると思いますが、そこにたどり着くための共通のポイントを整理してみましょう。そうすれば、ハラスメント防止対策としてご自身の会社でできそうなことが見えてくるのではと考えています。

もくじ

  • 人事からどう伝えればコミュニケーションが増えるか
  • コミュニケーションに消極的な理由
  • コミュニケーションを増やすために組織としてできること

人事からどう伝えればコミュニケーションが増えるか

さて、自社でコミュニケーションを増やそうとすると、どうでしょうか?

コミュニケーションを増やそうと言って、すぐに増やせるならとっくにできている気もしますね・・・

 

人事担当者として試しに「みなさん、コミュニケーションを増やしましょう」というアナウンスをしたら、どんな反応がありそうでしょうか?

「残業するなっていうから必死でお喋りせずにやってるのに!一体どうすればいいんだ!」

「人事は現場のことが分かってないんだ」

「理想ばかり言うな」

なんていうお声が飛んできそうだったりして・・・

ここはよく考えて動かなければいけません。

社員みんなにとっていいものとするために、いろんな立場から考えてみる必要がありそうですよね。

 

だいたい、これまであまり関わってこなかった人たちが、急に関りを増やそうとしても不自然です。気恥ずかしさやわざとらしさを感じて、逆に変な感じになってしまいそうな気もします。

ということは、なにかお題を提示してあげたり、自然とできる方法を用意することが必要そうですね。

 

時間がないのも事実かもしれません。

労働時間には限りがあります。

それでもコミュニケーションをとってもらうには、これが重要だから優先しようと思ってもらえるかどうかがカギになりそうです。

コミュニケーションに消極的な理由

若い方たちの話しを聴いていると、そもそもコミュニケーションを取りたくないという方も多くいます。

育つプロセスの中でリアルなコミュニケーションの経験値が低く対応力をつけてきていないため、ちょっとしたことにもどう返したらいいのか、どう振舞えばいいのか思いつかないようです。

そのため、ぎくしゃくした雰囲気になってしまい、自分のコミュニケーション能力に自信をなくしたり、相手が悪いと決めつけて関りを避けがちになってしまうのかなぁと思われます。

彼らが悪いわけではないのですが、ここは頑張ってもらうしかありません。どうしたら頑張ろうと思えるでしょうか。

 

一方で中堅以上の方たちの話しを聴くと、若い人たちとはどうコミュニケーションをとったらいいか分からないという声を聴きます。

自分たちの時代、自分の経験だけをベースに考えてそれありきになってしまい、目の前のことに自然と対応するのが難しいのかもしれません。

どうしたらいいか分からないので、考えたりアクションを起こすことをためらい止めてしまう。

そこで一歩踏み出すには、なにがあればいいのでしょうか。

 

こうして考えると、個人でできること、組織としてできることがあるかもしれないと思えてきます。

コミュニケーションを増やすために組織としてできること

コミュニケーションを増やすために組織としてできることは、やはり研修が効果的ではないでしょうか。

コミュニケーションの大切さを理解していただき簡単なスキルを知っていただくことで、やってみようという下地をつくることはできそうです。

なぜコミュニケーションをとることが必要なのかを知らない人は、やってみようとは思えないですからね。

「ハラスメントを防ぐためにコミュニケーションをとろう」とアプローチしてしまうと、なんだかモチベーションが上がらないし、私はそもそもハラスメントなんてしないぞと思っている人には響かないので、そこは注意が必要そうです(笑)

コミュニケーションをとることで得られるメリットを合わせて社内にしっかりと打ち出してアナウンスしましょう。

例)「コミュニケーションが生産性をあげるカギです!」とか、「チームワークはコミュニケーションから始まる」など。

できれば、ワークをしっかりと行って「自分でもやれそう!」「コミュニケーションはたのしい!」と思えるような内容で企画することをお勧めします。

 

もう一つは、定期的に短時間でいいのでコミュニケーションをとる仕掛けをつくることです。

そう言えば昔、挨拶運動なんてありましたね。昭和の遺物なのかもしれませんが、意外とコミュニケーションを増やすのには効果があったのかもしれません。

名前をおしゃれに変えて、軽くスマートなイメージにすれば『挨拶運動』も使えるかも!?

リモートワークが増えているので顔を合わせる機会も減っていますから、やはり朝礼や夕礼などはコミュニケーションをはかるための手段として定番になるだけの効果があると思います。

朝礼や夕礼で一人一人が自分の仕事の進捗を話したり、週に1回は可能な範囲で自分のことや何か気になるテーマについて話す機会をつくることで、人となりをお互いに知っていくことができます。

テーマを設定するのも最初は慣れないことが多いと思いますので、くじ引きみたいにして用意してあげるのもいいですね。

個人的なことにつながるテーマや当たり障りのないテーマなどを取り混ぜて用意して置くと、話しやすいですよ。

「好きな曲」「餃子のたれは何が好きか」「世界一周するとしたら、船と飛行機のどちらがいいか」「すいかに塩は、ありかなしか」とか。

話が多少へんな方向へいっても誤爆しにくいネタを用意しておくと安心です。

テーマを見て思ったことを話せばいいので、「こんなこと話せないよ~」みたいなことを力説してももちろんOK。

話してよかった、聴いてよかったと思える雰囲気をつくるコツは、終わった時には聴いていた人たちは「なるほど~」「わかる~」「ありがと~」など肯定的に受け止める言葉で返して締めること。いい雰囲気で終わることができるので更に安心ですよ。

仕事の進捗などを話したときには、最後にお互いに応援や励ましの言葉を伝えあいましょう。「大変だけど、乗り切ろうね!」「手伝えることがあったら言ってね」などがいいかと思います。

コミュニケーションのとり方としてNGなのは「こうすればいいんだよ」「自分だったらこうする」ということを勝手に言ってしまうケースです。

親切心は人一倍なのですが・・・相手が求めているかどうかはわかりません。話し手が「アドバイスとか、事例を聴きたい」とリクエストした場合のみ、『提案』として伝えるようにしておくと安全です。

オンラインでコミュニケーションをとるときは、表情をなるべくはっきり作ること、顔の近くに手を見えるように置いて拍手するなども、相手の反応を受け止めやすくなるのでお勧めです。

オンライン・コミュニケーションのコツとして、ぜひ一緒に伝えてあげてください。

 

当たり障りのない会話をすることに慣れてくると、自然とそういった会話をベースに日常のコミュニケーションも増えてくると思います。コミュニケーションが増えてくれば、ジェネレーションギャップの解消や相互理解の促進も徐々に見えてくるはずです。

 

相互理解が促進される状態に持っていけるまで、あの手この手で応援するのが人事担当者の工夫のしどころ、腕の見せどころです。

くじけそうなときは私たちが応援しますので、ぜひ頼ってくださいね!

 

まずはこんな小さな一歩からはじめ、社員の皆さんからの感想などを聴きながら文化として根付くためのヒントを見つけていってはどうでしょうか。

あれこれやりたくなりますが、焦らず、着実にコミュニケーションを増やすための施策を進めていきましょう!

 

長期在宅ワークの影響による社員のメンタル不調が増えています。
社員がメンタル不調かも?
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そんな時にはまずご相談ください。

 

◆ コミュニケーションのとり方について学べる「安心できるチーム作り研修」など、オンラインも可能な各種研修についてはこちら☟をご参照ください。

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