年末年始のメンタル不調対策~気持ちよく新年に出社するためのサポート~
こんにちは、ちいさな会社のメンタル面を丁寧にサポートすることが大好きな、ソルラシックのよしだです。
あまり年末感のない年末を迎えておりますが、皆様はいかがでしょうか?
今年は色々とあり来年の見通しも立てにくいので、すっきりとした年末とはなりにくいかもしれません。そんな中でも、できるだけのことはして新たな年に向かいたいですよね。
そんなわけで、今回は年末年始に起こりがちなメンタルトラブルを防ぐためのポイントをお伝えしたいと思います。
もくじ
メンタル不調を引き起こすタネ?年末念年始に陥りがちな罠とは?
まずは、以下を社員さん全員へアナウンスしていただくといいかなと思っています。これは主にメンタル不調の方に伝わってほしい内容ではあるのですが、メンタル不調でない方もよく陥る年末年始の罠対策にもなりますので、ぜひ皆様へシェアしてくださいね。
まず、年末年始に陥りがちな罠ですが(笑)
毎年多いのはこんな罠ですね。
✅睡眠時間帯がズレて、生活リズムが崩れる。
✅食生活が乱れて体調がイマイチになる。
✅ゲーム三昧やYouTube漬けで疲れる。
そして今年はコロナ禍のお正月でお出かけもできないため、家族で顔を合わせ続けるストレスや、一人暮らしで孤独から来るストレスなども強敵となりそうです。
この罠に陥るとこんな影響が出やすいと思います。
・仕事始めが近づくにつれて、気分が重たくなる。
・年末年始に生活リズムを崩すようなことをして過ごした自分を責める。
・年始に出社できない
・どうにか出社するも、メンタルダウン気味でパフォーマンスが発揮できない
メンタル不調の方でなくても、ある程度は身に覚えがあるのではないでしょうか(笑)
私も人にアドバイスする立場ですが、これまで何度も経験してきました。
ただ、人事のご担当者や上司が「今回こそ、きちんと自分をマネジメントして年末年始を乗り切りなさい」などという伝え方をしても、嫌われるだけでこちらの思いは伝わらないですよね。
そんなわけで、社内で年末年始対策のポイントを伝えるときには、まず目的の伝え方から工夫していきましょう。なるべく「お、それはいいな。やってみよう!」と思えるようなアプローチがお勧めです。
年末年始の体調管理について社内へ伝える『伝え方』
例えば
「来年こそ!万全のスタートをきるためのポイント」とか、
「安心して冬休みを過ごすための3つのコツ」
「楽しく休み、元気に出社するための自分対策」
などの伝え方はどうでしょう?
(う~~~ん、センスなくてすみません!要は強制とか押し付けとか、相手が嫌がる要素を排除し、主体性につながる伝え方になっていることが大事なのだとご理解ください!!)
さて、肝心の対策としては、、、簡単なことばかりです。
まずはお伝えしてみてくださいませ。
【年末年始にすること】
💡生活リズムは普段と近いところをキープしよう!
生活リズムを崩すとしても、前後2時間までにしておくとバランスを取り直せるよ♪
※例えば仕事のある日の起床が6時半なら、休日も4時半~8時半までには起きる。
睡眠時間も同様に、毎日23時就寝の場合、21時~25時までに寝る。
💡少しは外に出よう&体を動かそう
体を使わないとアタマもココロも緩み過ぎてしまうので、年始以降のギャップで辛くなりがち。ある程度の刺激を与えておくことで、元に戻りやすくしてあげよう♪
💡出社日の2日前からは、起床時間は出社日と同じ時間にして体を慣らそう
これをやっておくと出社当日もスムーズで、自己嫌悪せずに済む&自信を持てるよ♪
分かっていてもできないという声も多そうです。
そんなことを言っても、なかなか取れない連休なのでついやりたいことに走っちゃうとか、家族もいるので自分の都合ばかり優先できないとか、いろんな状況もありますよね。私もいつもそう思うので、よく分かります。
そんな時にお伝えしているのは「少しでもいいからやってみませんか」や「1日だけでもいいと思うので、一番自分に必要だと思ったところを選ぶとか、簡単にできそうなところを決めてやってみません?」です。
お休みの間中これを守るのは難しいかもしれません。でも1日でもやれたら、ちょっとは気持ちの負担が違います。自信を失いそうだったり、できない自分や調子を崩した自分を責めそうなときに、休みの間ずっとできなかった場合は自分を100%責めてしまうところ、1日でもできたら責める感じが90%くらいにはなるかもしれません。自分に対する自信が10%くらいは残せるかもしれないのです。
失敗部分が大きくても成功部分もあれば、そこから徐々に変わっていくことができます。来年の夏休み、冬休みにはもう少しいい過ごし方ができるかもしれません。
それにはまず「経験」が必要です。経験を重ねることでうまくなっていくからです。
そして、そこへ導いてあげたり案内してあげる人が必要です。
人事担当の皆さんには、そんなことをしてあげられたらいいのではないかな~と考えていますが、どうでしょうか?
念のため、先ほど挙げた「分かってるけど難しい」あるあるケースの対策もお伝えしますね。
心身の体調管理がなかなかできない!と くじけそうな時は
~好きなことばかりしたくなった時対策~
先に予定に「ここは休息」と入れておき、しっかりと休息を守ろう。
せっかくのお休みなので好きなことに没頭するのはいいと思います!人と会うことも大事です(コロナに気をつけて~!)。
好きなことをし過ぎたり、人と会って疲れ過ぎて休み明けにそれを後悔するって勿体ないです。
自分のペースを崩してしまう手前で止めて休息もしっかり取ることで、充実したお休みにすることができますよ♪
~家族に合わせて疲れそうなとき対策~
5分でもいいので自分の時間を取らせてもらおう!
そのかわり、他の家族も自分の時間をとれるように協力し合うとよりgoodですよ~♪
お休みの使い方によって、リフレッシュして気持ちよく働ける状態につなげることもできるし、グダグダになって自分を責めて最悪の状態をつくることもできます。そしてそれは自分次第なのですよね。
やり方が分からなくてできない方にとっては、こんな簡単なアドバイスでもヒントになるといいなと思っています。また、分かっていてもできない方には、こういう話ができる人がいるということ=相談相手や理解者がいるということが励みや支えになるかもしれません。
独力で自分をコントロールするとか律するのはとても難しいことです。
人事担当としての皆さんの支えが、そんな時にはきっと役に立つと思いますので、ぜひ全社へのアナウンスや、メンタル不調の方との面談などでこんなネタを使っていただければと思います。
あ、よかったら皆さんもやってみてくださいね!
(なんかできないけど…なんて思った時には、ぜひご相談ください。真摯にお応えします!)
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