afterコロナを見据えたビジネスパーソンのストレス対策

こんにちは、今日もお読みいただきありがとうございます。

代表のよしだです。

新型コロナの感染が少しずつ減りはじめましたが、まだ気を緩められない日々が続いていますね。

在宅ワークがつづく会社も多いようで、ストレスが慢性化する状況もつづいています。一度収束しても第2派、第3派に備えるようにとも言われており、いつになったらもとの働き方に戻れるのかと悶々とする方が増えているのではないでしょうか。

今だけ、もう少しの間、と思えば少しくらいは辛抱もできるけれど、先が見えないとなると不安が高じてイライラしたりとメンタル面ではよくないことばかり…

いつどうなるかが見えないので、人事としても働き方を根本的に見直す方がいいのか時限的な措置なのか、見直すとしたらどの辺まで考えておけばいいのか、就業規則も大幅に変更するほどなのか、など悩みは尽きないと思います。

やりにくいったらないですね。

人事の担当者さん、改めましてお疲れさまです。

そんな悩みが尽きない日々だと思いますが、本日こちらのブログでお話しするのは、企業の人事担当者のみなさんに向けてお伝えしたい『afterコロナを見据えたビジネスパーソンのストレス対策』です。「withコロナ(現状)・afterコロナ(今後)」のどちらにも役立つことをお伝えしていきたいと思います。

いずれはこの状況にも先が見えて来て、どんな社会になるのかは分かりませんが、いつの間にかそれが当たり前になる時が来るのは確実だと思われます。

ですので、beforeコロナにいつまでもこだわらず、今からできるwith・afterコロナ対策を進めていくことをお勧めします。

さて、本題をお伝えする前に、人事担当者の皆さんの士気があがるように、ひとこと・・・

人間は自分ではどうにもできない状況だと認識するとストレスで意欲もなくなりますが、「自分がコントロールできる」と認識すると主体性や意欲がわいてくる生き物です。

コロナはどうにもできないけど、将来に向けて自分の守備範囲ならやれることがある!と、まず自分が認識しましょう♪

いつも前置きが長くてすみません。

では、『afterコロナを見据えたビジネスパーソンのストレス対策』について以下でお伝えしていきたいと思います。
具体的には、ストレスを抱えた社員への面談や相談時のアドバイスについてお話ししていきます。

With/Afterコロナの現状に適応できない社員の抱えるストレスとは?

With/Afterコロナでの就労をする中、社員の方々から人事への相談を受ける機会はますます増えてくるものと推察します。
もし、相談をしてきた社員が“beforeコロナと同様の状況が最上だと思っていて、現状に適応できない人”だと見受けられる場合には、人事担当者はどのように対応したら良いでしょうか?

まずは、“beforeコロナと同様の状況が最上だと思っていて、現状に適応できない人”が抱えるストレスとは?を考えてみましょう。
相談内容やわたし自身が体験しているなかで言えば、こんなことが多いのではないでしょうか。

  • 在宅ワークだと集中できずパフォーマンスが上がらないことがストレス
  • 待ちが多い、投げたことに対して求めていることが返ってこない、漏れが多くなり、やりとりが増えたり時間がかかるなど、チームのコミュニケーションがタイムリーにとれずストレス
  • メールやチャットなどが頻繁に来すぎて、それらの対応に追われてストレス
  • コミュニケーション手段が様々なツールに分散し、情報をまとめられずストレス
  • チャットやメールなどのテキストでのコミュニケーションがどうしても増えてしまい、それらのテキストに自分の意見を分かりやすくアウトプットするのが大変
  • リアルなコミュニケーションではないので相手の本音が掴めずストレス
  • 先が見えず、どうしていいか分からずストレス

ご自身が感じていることと重なるものはありますか?

また相談を受けている事例で、重なるものはあるでしょうか?

 

ストレスを抱える社員からの相談への対応ポイント①:相談にのる姿勢をつくる

さて、どんな相談を受けたときにも、大切なのはまず「共感する(できる限りでOK)」です。

これはafterコロナでも変わらない、相談対応の鉄則!

こころの中で「現状に適応できないなんてダメだなぁ」「この人、そろそろ時代についていけないのかな」なんて自分の声が聴こえたとしても、それはあなた自身の価値観なので、まずは脇に置いておいて…

そして、beforeコロナと同様の状況が最上だと思っていて現状に適応できずに人事担当者へ相談をされる方については、次のようにも言えませんか。

その方は、「どうにかしたい」という考えをお持ちの、いい社員さんです。

また一人で抱えずに「相談する」という適切なアクションを起こせている社員さんです。

そう受けとめてみると、自分自身が相談に乗りやすい気持ちになりませんか?

まずはこうやって相談にのる姿勢を作りましょう。

 

ストレスを抱える社員からの相談への対応ポイント②:一番の問題点を焦らずクリアにする

そして、この後にどう進めるかですが・・・ここも通常の相談対応と同様です。

まず、相談者が本当に困ってることや、どうしたいと考えているのかを聴いてみましょう。

例えば「ひっきりなしにチャットが来るので対応に追われて自分の仕事をする時間がない」という相談があった場合に、「自分(相談者)にとっては、その状況のなにが一番困っていることなのか?どうなるといいと思っているのか?」を問いかけてみましょう。

そして相談者からの答えによって、対応を次のようにすると良いでしょう。

  • 答えが「気持ちが落ち着かないので、落ち着いて対処できるようになりたい」という場合は、この方に必要なのは気持ちのケアやコントロールになります。

→この場合は、社内外の産業保険スタッフへつないでいきましょう。

  • 「自分の仕事をする時間を作りたい」であれば、コロナ禍における新たなタイムマネジメントや優先順位について、具体的な解決策を見つけることが必要かもしれません。

→この場合は、チームや会社として新たな価値観やルールをつくることにつながります。ひとりの気持ちの問題として片付けず、広く状況を把握して必要な対策を考えていくことをお勧めします。

相談者へ問いかける時には、詰問姿勢にならないように、一緒にゴールを探すような気持ちや、一緒に先を見ようとする姿勢をつくるといいですよ。

もしリアルに会って話している場合は、テーブルを挟んで対面するのではなくカウンターに並んで座って一緒に同じ方向を向いているような感じをイメージするといいですね。

また、問いかけにすぐ答えが返ってこなくても焦らないでください。混乱している自分の気持ちや思考を一瞬で整理して、相手に十分わかるように言語化する能力がある人は珍しく、問いかけてすぐに明確な答えが出ないのが当たり前です。

相手が考える間はゆったりと待つことや、そのプロセスも共有することが、結果的に近道になりますので、焦らずに関わってみてください。

※焦るとほんっとにろくなことがないですので、時間ない時ほどゆったりがポイントです。失敗大王のよしだより…

 

ストレスを抱える社員からの相談への対応ポイント③:現状を感じるままに口にする

このポイント③が通常の相談対応とは違ってくるところです。

通常なら②まででどうにかなるはずなのですが、会社としても具体的に先が見通せない現状では、具体策もいいものが見つからないし、なによりも現状が揺れ動くので「これでよし」と判断できないですよね。

気持ちの方も、何度立て直してもまた揺れ動きそうです。

そこで大事なのが「現状をそのまま口にしてみること」です。

相談者であれば、

「安心したいけどできない。不安だなぁ」

「ベストを尽くして考えても、どうなるか分からないのでこの対応でいいのか、やっぱり心配」など。

人事担当者であれば

「ちゃんと対応しきれなくて申し訳ない」

「人事としても焦るなぁ」などでしょうか。

不思議なことに、感じていることをそのまま口に出すことが、なぜか安心する事につながっていきます。

現状を肯定すること=受けとめることにつながるからでしょうか。

まとめ:With/Afterコロナでのストレス対策はネガティブマインドも認める方法がカギ

不安な自分を認めてはいけないと無理に頑張らせると、自分の中の矛盾がどんどん大きくなり、ストレスは増える一方になってしまいます。

beforeコロナの普段であれば、できないことやネガティブな気持ちを安易に認めてしまう職場というのは考えものだったかもしれません。ですので、人事として相談に乗る時にはなかなかこういう方法(前述のポイント③のような方法)で関わることは少ないかと思います。

先が見えると思っているときや本当に追い詰められたときは、『こんなんじゃダメだ』と思いつつ、暗闇の中を手探りで進む方法でもいいかもしれませんが、それには勇気もいるし体力も必要です。長丁場は持ち堪えられません。とくに先が見えない今はつらいです。

こんな時だからこそ、いつもと対応を少し変えてみて、少しずつ変化に合わせてみてはどうでしょうか?

長期在宅ワークの影響による社員のメンタル不調が増えています。
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